2023.11.04

【4年ぶり】未来の乗りものとテクノロジーの祭典「ジャパンモビリティショー2023」速報レポート

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自動車ファンにはおなじみ東京モーターショーが名称を変え、未来の乗りものとテクノロジーの祭典「ジャパンモビリティショー」として4年ぶりに開催。今回もメルセデス・ベンツがブースを構えているということで、ブログ編集部一同で視察。遠方等で足を運べなかったみなさまへレポートをお届けいたします。

 

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先月、念願の運転免許証を取得し、日々練習に励んでいる佐藤です。

 

「東京モーターショー」から、名称を変え4年ぶりに開催された「ジャパンモビリティショー」。今回もメルセデス・ベンツがブースを構えているということで、ブログ編集部一同で視察してきました。短期間開催のため足を運べなかったみなさまへ潜入レポートをお届けいたします。

▲いざ、会場へ。東展示場にほど近い臨時駐車場にクルマを停められたおかげで入場ゲートへ迷わず向かうことができました

「ジャパンモビリティショー」とは「みんなで一緒に未来を考える場」をコンセプトに、自動車業界の枠を超えたモビリティの最新技術が結集するイベント。コロナ禍前は、「東京モーターショー」という名称で2年に1度開催されていました。

 

しかし、ジャパンモビリティショーに出展している輸入乗用車ブランドで独自のブースを構えているのは、なんとメルセデス・ベンツを含む3社だけ。そんな貴重(?)なメルセデスのブースでは「電動化」「デジタル化」「サスティナビリティ」をテーマに様々な演出や展示をおこなっていました。

▲東展示場1~3ホールにあるメルセデス・ベンツブース。たくさんの来場者でいっぱい!

早速ブース内に入ってみると、5台のクルマが展示されていました。中でも圧倒的な存在感を放っていたのは、日本初公開となる「Gクラス」を電動化したコンセプトカー「Concept EQG」。内燃エンジンモデルのフロントグリルに代わり、ブルーに光った立体効果をもたらすフロントパネルを採用。特徴的な円形LEDヘッドライトや光るスリーポインテッドスターなどが電動化をアピールしています。実はこちらのクルマ、2024年市販化を予定となっていますが、正式な名称が決まっていないため「Concept EQG」と呼んでいるのだとか。

▲日本初公開の「Concept EQG」。ブース内で一番人だかりができていました。

▲黒と銀のツートンボディカラーが印象的。

次にご紹介するのは「メルセデス-AMG C 63 S E PERFORMANCE」。こちらはメルセデスAMGのF1テクノロジーの駆動システムを搭載したCクラスセダンのハイパフォーマンスモデル。トルク可変型の全輪駆動4MATIC+をCクラスで初めて採用したのだそう。

▲サメの尖った鼻先のようなフロントエンドなどを採用し、他のCクラスとの差別化をはかっているのだとか。

その他にも、電気自動車を中心に最新モデルが展示されていました。

▲「EQS450+Edition1」の外観はハイテックシルバーとオブシディアンブラック。内装はネバグレーとリフレックスブルーと共にツートンカラーでとてもおしゃれ。

▲「EQE 350 4MATIC SUV Launch Edition」。フロントのブラックパネル全面にスリーポインテッドスターを散りばめたデザインのスターパターングリルが究極の洗練を表現しています。

▲9月に発表された「メルセデス-AMG S 63 E PERFORMANCE」も展示されていました。

車両の展示だけではありません。音楽と映像と光による演出や、全問正解でノベルティがゲットできるクイズスタンプラリーなど、メルセデスの未来の世界観を体感できるコンテンツが目白押し。メルセデス・ベンツコレクションの販売も充実しておりました。

▲映像と光による演出は、シックだった会場の雰囲気が一変、活気のあるイメージに変身。

▲車両を一定期間確保できるオンラインショールームや、メルセデスの電気自動車の情報が確認できるタッチモニター。QRコードを読み取っていただくとご自身のスマホでも情報を見ることができました。

▲実際に販売されていたメルセデス・ベンツコレクション。少し離れたところにはアウトレット商品も!

また、モビリティショーと並行して期間中、六本木にあるメルセデスmeでもイベントを開催していました。「両方1日で楽しみたい!」という方向けに「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」のラッピングを施した車両で、会場間を送迎してくれるサービスも! 平日はEQS SUV、土日祝日はEQS SUVかVクラスにて運行されていたとのこと。時間の都合上私たちは体験できなかったのですが、EQS SUVでは移動中にDolby Atmos®(ドルビーアトモス)を搭載したBurmester®3Dサラウンドサウンドシステムを体感することができたのだとか。その他にも、併設レストラン「UPSTAIRRS」ではモビリティショー出展特別メニューの提供やDolby Atmos®に対応した最新の立体音響技術をホームシアター環境をEQ HOUSEで体験できるなどモビリティショーとはまた違った体験が11月30日までできるようです。こちらも体験してみたかった!

▲ビックサイトとメルセデスme(六本木)の往復区間1時間に1本ペースで運行していたシャトルサービス

メルセデスブースを満喫したあと思わず足が吸い込まれていったブースが。それは、全国自動車標板協議会主催の「ナンバープレート展」。2023年にあらたに10地域が加わった68地域の「地方版図柄入りナンバープレート」や、全国共通デザインの「大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート」「全国版図柄入りナンバープレート」などが展示されていたり、知っているようで知らなかったナンバープレートの知識を知ることができるコーナーでした。

▲壁一面に全国の図柄入りナンバープレートが敷き詰められており、まるで旅行気分

ナンバープレートの展示のほかに、お気に入りのデザイン(土地)と希望ナンバーを選んで自分だけのオリジナルミニナンバープレート作成ができると聞き、ブログ編集部一同で作成してもらうことに!

▲「どのデザインにしようかなー」と可愛いデザインがありすぎて悩む根本

▲それぞれ思い思いの土地とナンバーで作ってもらいました。ちなみに私は沖縄出身の推し野球選手の歴代背番号を希望ナンバーに。ネックストラップ付で貰えました

自動車業界に飛び込んでから約9年になる私佐藤ですが、実はモーターショー改めモビリティショーを見に行ったのが今回初めてでした。会場の広さにビックリしたのはもちろんですが、未来を考えて提案されたクルマを間近で見ることができたり、メルセデスをはじめ様々なブランドやプロダクトに一度に触れることができ、とてもワクワクしました。今回ご紹介したもののほかにも、ミニカーでおなじみトミカブースや、クルマのお仕事が体験できるキッザニアブースなど、お子さまと一緒に楽しめるコーナーもありました。

 

次の開催はまた2年後…というのが少しさびしいですが、自動車産業は百年に一度の変革期。また進化したモビリティショーを再来年見れるのでは?とすでに楽しみです。

 

(佐藤真知)

 

●プロフィール
佐藤真知(さとう・まち)
メルセデス・ベンツ中野サーティファイドカーセンターのショールーム受付&事務を経て、このたびブログ編集部に配属。趣味はカメラと野球観戦。店舗SNSを担当していた経験を活かし、みなさまにメルセデスの魅力をより知っていただけるよう、日々精進いたします。

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