2025.01.09

「やっぱりクーペが好き!」ファン待望の新型CLEクーペをご紹介

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2024年夏にデビューした新型CLEクーペ&カブリオレ。いまや世界中の自動車メーカーで廃番や縮小が進むクーペモデルですが、そんななかCLEは従来のCクラスクーペとEクラスクーペを統合するかたちで生まれた貴重な完全新作モデルです。2ドアならではのエレガントなフォルムに、スポーティな走り、そして最新の安全装備にインフォテインメントシステム搭載と見どころたくさんの新型CLEを、クーペ中心にご案内します。

 

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免許取得当時はバブルが弾けてRVブーム全盛だった、ライターの熊山です。

 

その少し前の昭和末期、若者が憧れるデートカーといえば2ドアクーペが定番でした。どのメーカーも、高級車からコンパクトカーまで全クラスでクーペモデルを用意するのが当たり前。選び放題なのでした。

 

それが現在、クーペは世界中で廃番や縮小が進む一方。このまま2ドアクーペの灯火が消えてしまうのか…。

 

そんな折りに登場した希望の星が、CLEクーペ(&カブリオレ)です。従来のCクラスクーペとEクラスクーペと統合するかたちで生まれた完全新作。「世の中SUVやミニバンが人気だけど、やっぱりクルマは美しくなくっちゃね」というクーペファンは見逃せないモデルでしょう。というわけで今回はメルセデス・ベンツ西新宿にお邪魔して、貴重な新型2ドアクーペをチェックしてまいりました。

▲メルセデス・ベンツ西新宿の上河原龍弥さんにご案内いただきます

早速ですが、セールススタッフの上河原さんに新型CLEクーペの特徴をうかがいましょう。

 

上河原:セグメント的にはCクラスとEクラスの間に位置する新型の2ドアクーペです。同じタイミングで、ソフトトップを備えたオープンカーの「CLEカブリオレ」もラインアップされています。その特徴はやはり、2ドアならではの美しくエレガントなボディデザインでしょう。ラインアップは「CLE 200 Coupe Sports」と「メルセデスAMG CLE 53 4MATIC+ Coupe」の2つ。とりわけAMGモデルは最高出力330kW(449PS)、最大トルク560Nmとスポーティな走りもお楽しみいただけます。それでいて先進の安全装備やインフォテインメントシステムMBUXは最新バージョンですので、クーペファンからは「待ってました」と非常に好評ですね。

▲フロントからリアにかけて流れるような曲線美がクーペの醍醐味ですが、CLEクーペはフロントまわりから流麗なカーブを多用することで、どこから眺めてもエレガントな印象

SUVやミニバンが人気のご時世ですが、クーペファンは根強くいらっしゃるんですね。

 

上河原:そうなんです。クルマに限らずファッションや建築、家具、家電など身の回りのあらゆるプロダクトに「美しいデザイン」を求めている方には刺さるみたいですね。実際、SUVを検討しに当店に訪れた方でも、CLEクーペの前で足を止めて見入ってしまう方がけっこういらっしゃいます。特に実車を見てしまうと欲しくなるようですね。

 

ちなみにブログ編集部の若手女性スタッフ根本も、いまどき珍しく(?)クーペ好きで、メルセデスのラインアップ中では新型CLEクーペが特にお気に入りなのだとか。

 

ただ、デザインが美しいのはとても良いのですが、そのぶん使い勝手の面ではどうなんでしょうか?

 

上河原:みなさんが悩まれる点もそこですよね。乗り込んでいただくとみなさん驚かれるんですが、CLEクーペは2ドアながら、意外と後部座席もしっかり座れるんです。いわゆる2+2のおまけ的な後部座席ではなくて、ちゃんと大人4人が移動できる広さと快適性を確保しています。また、開口部も大きく乗り降りがしやすいのもポイントです。

 

▲身長160cmの女性が座っても余裕のある後部座席。乗り降りもしやすくクーペにありがちな圧迫感も少ない

実際に後部座席に乗り込んでみましたが、たしかにクーペらしからぬ広さかも。チャイルドシート用ロアアンカーも装備していますし、家族4人のファミリーカーとしても過不足なく使えそうですね。

 

上河原:他にみなさんが気にされている点はラゲッジスペースでしょうか。容量は410〜420Lありますのでゴルフバッグ2個であればしっかり収まります。

▲ワゴンやハッチバックと比較すると開口部はやや高めながら、奥行きと深さがしっかり確保されたラゲッジ(※撮影用に内部でストロボを照射しています)

確かに十分な広さですね。ここまでセダンライクに使えるならば、本気で悩まれる方が多いのもうなずけます。

 

上河原:みなさんCLEクーペが気に入られた方は「どうにかして乗ろう」とあれこれ購入理由をひねりだしてらっしゃいますね。あるいはおクルマを共用するご家族の説得材料を考えられたり。そんなとき、ひとつ提案しているのがCLEクーペの運転のしやすさです。全幅は1860mm(CLE 200)ですし、スポーティなぶん視座も低く、運転に不安を抱える方もいらっしゃるんですが、CLE 200でドライバーズパッケージを選ばれますとリアアスクル(後輪操舵)が装備されますので最小回転半径も5mと非常に扱いやすくなるんです。

 

スポーティなモデルで5mはかなり小回りがきく方ですね。日本の狭い路地裏でも安心して運転できそうです。

▲開放感のあるパノラミックスライディングサンルーフはオプション

他にも最新のMBUXやパノラミックスライディングルーフなど見どころいっぱいなのですが、気になる方はぜひメルセデス・ベンツ正規ディーラーであるメルセデス・ベンツ西新宿または宮園輸入車販売へお越しください。また、クーペと並んで貴重な存在となったオープンモデルのCLE 200 カブリオレもあらためてご紹介します。

 

(熊山准)

熊山准

中古車情報誌『カーセンサー』(リクルート)編集部を経て、ライターとして独立。クルマに限らずおもちゃ、家電、ガジェットなどモノ全般が大好物。現在はライフワークの夕焼けハントが嵩じて東京と沖縄で二拠点生活中。いま欲しいメルセデス車はCクラスワゴン

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