2024.06.27

経営者・個人事業主におすすめしたい「メルセデスをリースする」という選択肢

購入ガイド

ファイナンス 保険 諸費用 購入ステップ

気に入ったクルマに乗るためには、そのクルマを購入するのが一般的。でも実はそれ以外の方法もあるってご存じでしたか? それが『リース』という選択肢。2〜5年間(※EQシリーズは1年~)という一定期間の契約で、クルマを使用する権利を借りることができる仕組みです。メルセデス・ベンツでも2種類のリースプランを用意しています。リースには経理処理上のメリットが多くあるため、特に経営者や個人事業主の方におすすめです。

 

──────────────────

フリーライター(一応法人化して仕事をしている)の高橋です。

 

本ブログを読んでいただいている方にはご自身で会社を経営されていたり、個人事業主(フリーランス)でビジネスをしていたりする方も多いのではないでしょうか。

 

仕事で使うクルマを購入する場合、減価償却や経費按分など、プライベートで使うクルマにはない経理上の手続きを考えなければいけません。それが案外面倒だったりしますよね。僕も取材などで各地を回るため、仕事で使うクルマは欠かせません。新しいクルマを買うときは「次は何に乗ろう」と気分が盛り上がる反面、憂鬱な気分がかすかに見え隠れしてしまいます。理由は経理処理が面倒だから。

 

しかし、経理処理上のわずらわしさを大幅に軽減してくれる方法があるんです。それが“リース”という選択。

 

リースはクルマを使用する権利を契約期間“借りる”システムです。そのため購入とは経理処理の方法が変わってきます。なぜならそのクルマが会社(個人事業主なら自分)の資産にならないから。そして処理方法の違いが、わずらわしさから開放してくれるんです! そんなリースのメリットをご紹介します。

 

メリットその1:頭金が不要

 

一括払いでの購入なら関係ありませんが、クレジットなどを利用する場合は契約時に頭金を用意することが多いもの。リースは契約時に算出された金額を毎月支払うかたちになるので、頭金を用意する必要がありません(※「預り金」を事前に納めるケースもあります)。

 

メリットその2:経理処理が楽

 

クルマを購入する際は車両本体価格の他に、各種税金、保険、手数料、金利などが必要になります。これらは勘定科目が異なるため、経理処理が面倒…。一般的には次の勘定科目が用いられます。

 

車両運搬具:車両本体価格、オプション価格
租税公課:各種税金、印紙代など
支払い手数料:車庫証明代行費用、登録代行手数料など
保険料:自賠責保険、任意保険
支払利息:金利

 

一方で、リースの場合は車両本体価格やオプション価格、諸費用と税金、自賠責保険料(契約によっては任意保険も)などがすべて月々のリース料に含まれています。そのため勘定科目を分ける必要がありません。

 

メリットその3:リース料は全額経費にできる

▲クルマを現金一括またはローンで購入した場合は、購入した年度に全額必要経費として計上することはできません

事業用に購入したクルマは固定資産になり減価償却が必要になりますが、リースの場合はリース代を全額必要経費として計上できます。ただし、プライベート用として兼用する場合は、その分だけが除外されます(家事按分)。

 

メリットその4:毎月のコストが一定

 

毎年5月に納める自動車税のほか、任意保険料の年払い、法定点検の費用など、クルマに乗るうえで必要になる費用は月ごとに変わってきます。クルマが1台ならまだこれらのスケジュールを把握しておくのは難しくないですが、事業で複数台使う場合はコスト管理が容易ではありません。

 

リースならこれらが毎月のリース料に含まれるため、費用を一定にすることができます。月々の支払いが変動しない分、事業計画などが立てやすくなるというメリットがあります。

 

2つのプランから選べるメルセデス・ベンツのリース

 

メルセデス・ベンツではお客様に合わせて2つのリースプランを用意しています。どちらもあらかじめ設定した残価を差し引いた分をリース料に計上するので、メルセデス・ベンツをお得に楽しんでいただくことができますよ。

 

【オープンエンドリース】

▲毎月の支払額を抑えるタイプと契約満了時の残価を抑えるタイプから選べ、契約満了時に、設定した残価と実際の査定価格との差額を精算するプランです(メルセデス・ベンツ日本HPより)

ご契約時に残価を調整することで、「月額を抑えたい」「精算額を抑えたい」などお客様にあった月額のリース料を一定の範囲内で自由に設定いただけるのが特徴です。

契約満了時は、契約時に設定した残価と現在の査定価格との差額を精算。満了時の査定価格が設定残価を上回った場合は、差額を次にお乗りいただくクルマの頭金などに当てることができます。

 

オープンエンドリースは、新車はもちろん認定中古車(条件は下記を参照)でも利用できるのもメリットです!

 

■リース期間:3年/4年/5年
■対象車種
新車:メルセデス・ベンツの新車全モデル
認定中古車:メルセデス・ベンツ/スマート正規販売店で販売される保証付きのメルセデス・ベンツおよびスマート認定の中古車で、初度登録から10年未満の車両が対象
※対象車両の売却済みその他諸般の事情により、お客様のお申込みにご対応できない場合もございますので予めご了承ください

 

【メルセデス・スタイル(クローズエンドリース)】

▲走行距離プランとリース期間を選択し、契約期間中は月額の支払いだけでメルセデス・ベンツの最新モデルに乗ることができます(メルセデス・ベンツ日本HPより)

ご契約時に車種・年間走行距離・リース期間をお選びいただいて、残価を算出。契約期間中はあらかじめ設定されたリース料をお支払いいただくことで、最新のメルセデスにお乗りいただけるプランです。

 

■走行距離プラン:年間5000km以下/1万km以下/2万km以下/3万km以下
■リース期間:2年/3年/4年/5年
■対象車種
一部AMGモデルおよびマイナーチェンジ/フルモデルチェンジ等があった場合の旧型モデルを除く、メルセデス・ベンツの新車

▲リースに関してご不明な点は宮園輸入車販売のメルセデス・ベンツ正規ディーラーまで遠慮なくお問い合わせください

このように経営者や個人事業主にとって多くのメリットがあるリースという選択。契約時にはプラン満了時の残価を設定するので、残価設定ローンのように月々のお支払いを抑えることもできます。

 

「メルセデス・ベンツにリースプランが用意されているなんて知らなかった」という方も多かったと思います。ビジネスでメルセデス・ベンツに乗ることをご検討されている方は、これを機にぜひリースも合わせてご検討ください。

 

(高橋満)

高橋満(たかはし・みつる)

求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。最近はゴルフに興味が出てきていて(まだデビュー前ですが)、Eクラスステーションワゴンのようなラゲッジが広くて快適に移動できるクルマに興味津々。

関連記事
その他の記事