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2023.05.26

【スタッフおすす飯】ランチタイムに高級食材フカヒレが楽しめる！鍋屋横丁で愛され40年「中国料亭 天祥」【メルセデス・ベンツ中野】

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わざわざお休みを使ってディーラーに来てくださったのですから、ぜひご近所散策も楽しんでいただきたい。そんな想いでお送りしている「スタッフおすす飯」。宮園輸入車販売各拠点のスタッフが日ごろから愛用している飲食店をご紹介する大人気連載企画です。今回お邪魔したのはメルセデス・ベンツ中野から徒歩11分の「中国料亭 天祥」さん。ぜひともショールーム帰りにお立ち寄りあれ！

 

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入社後わずか2ケ月ながら、グルメ取材のおかげ（?）かすでに体重増を実感している根本です。

 

さて、今回ご紹介するのは、メルセデス・ベンツ中野から徒歩11分にある「中国料亭 天祥」さん。弊社もイベントなどで利用する機会も数多く、古くからのお付き合い。そんな天祥さんの魅力を私たちブログ編集部がしっかりお届けいたします！

▲東京メトロ丸ノ内線・新中野駅より徒歩1分「中国料亭 天祥」

事前に、高級食材「フカヒレ」を堪能できるという情報を入手済みの我ら。期待を胸に店内へと続く階段を昇ると、そこには高級感ただよう空間が。店内は広々としているため大人数での宴会はもちろん、さまざまな人数に対応した個室も完備しており、いろんな用途で利用できそうです。さっそくテーブル席にご案内いただいたのですが、なんと接客をしてくださる女性スタッフのみなさん、チャイナドレスに身をつつんでいるではないですか！ なんだか本当に中国に旅するような気分で食事が楽しめそうです。

▲美しいチャイナドレスに身をつつんだ従業員の方をパシャリ。スマイルいただきました～！

豊富なラインナップのメニューは、新中野の駅近でありながら、比較的リーズナブルなお値段設定。ご飯の他にお粥も選べるのも嬉しいサービス。もちろんランチ以外のグランドメニューからも注文が可能です。くわえて週替わりメニューまであるとくれば、毎週足を運びたくなってしまうかも。

▲「松ランチA」（1450円）を選択。野菜炒めが人気だそう！

「松ランチA」は、7種の野菜炒め、マーボー豆腐、ご飯と本日のスープ、中国漬物、杏仁豆腐という盛りだくさんなセット。お米が大好きなブログスタッフはご飯を選択。辛さと旨味のスパイスが効いたマーボー豆腐と、シャキシャキとした新鮮な食感が楽しめる野菜炒めがご飯にぴったりです。

▲佐藤が選んだのは「ジャージャーメン」（1540円）。ぜひ本格中華の味をお試しあれ

近ごろでは韓国のイメージが強い（私だけ？）「ジャージャーメン」ですが、実は中国が発祥。甘さとコクが際立つ餡は、お子様でも安心して食べられるマイルドな味つけとなっています。もちもちとした麺と、濃厚な味わいの餡が絡まって絶品。佐藤が言うには「今まで食べたジャージャーメンの中でナンバー1です！」とのこと。そんなに言うなら私も気になっちゃいます。

▲熊山チョイスは「海老入りチャーハン」（1300円）。これぞ中華料理の定番

スペイン・バルセロナで焼き飯の美味しさを再確認したという（なぜ？）熊山の選択はふんわりと盛られた「海老入りチャーハン」。絶妙な塩味の中に海老の旨味も加わって、シンプルですが満足感たっぷりの一品です。プリプリとした海老の食感と焼き飯との相性は抜群！ 目を惹く器は有田焼だとか。大皿ではなく、あえて個別の小皿に盛り付けるといった工夫もされているそうです。

▲わたくし根本は「やきそば・ご飯セットA」（1200円）。こちらは小鉢の一品が週替わり

「やきそば・ご飯セットA」は、鶏やイカ、キクラゲなどが入った具だくさん五目焼きそば（小）をメインに、海老のマヨネーズ和え、中国粥、中国漬物、杏仁豆腐というボリューム満点の内容。麺に絡まるとろとろの餡は絶品です。ご飯と迷いましたが、お粥の写真もおさえておかなければと忖度して中国粥を選択。じっくり煮込まれたお米がクリーミーな口当たりで、上品な味つけとあいまって美味です。

▲こちらが豪華な「フカヒレそばセット」（2400円）

上質なフカヒレがふんだんに使用されており、贅沢なひとときを楽しむことができるお店イチオシの逸品が「フカヒレそばセット」。主役のフカヒレそばは蟹のほぐし身と渾然一体となって、ランチメニューの中でもひときわ高級感を放っております。そのお供は、チャーハン（小）、春巻き、杏仁豆腐と、私たちの夢と希望が詰め込まれた布陣。プロの技を駆使したフカヒレと、パリッとした春巻き、王道のチャーハンで大満足間違いなしです！

▲フカヒレスープの旨味が麺と絡まることで美味しさ倍増

そして、天祥のもうひとつの名物が「桃まんじゅう」。こちらは長年同店に通っている”しょこたん”こと中川翔子さんもお気に入りのスイーツなのだそうです。可愛らしい桃の形をしたまんじゅうを割ると、蒸されたパン生地のいい香りが。餡にはカスタードを使用しており、ほど良い甘さがクセになります。

▲‘“しょこたん‘“お墨付きの「桃まんじゅう」（275円）。甘党にはたまりません

食後のデザートにいただきましたが、あまりの美味しさに追加注文しようとすると…センパイ佐藤から「食べすぎ～！」とストップのお声が。わたくし根本、あと5個はいけました（笑）

▲カスタード餡がぎっしり！真っ先に一口で完食した岩崎は「こしあんだった」とコメントを残しておりましたが、カスタードです…

▲窓際で優雅にジャージャーメンを頬張る佐藤。グラスもおしゃれで気分があがります

ここでランチタイムのお忙しいさなか、時間を作ってくださった堤店長にお話をうかがいましょう。

 

お店の歴史はここ中野だけでも約40年。経営や移転の関係で正確には不明とのことですが、それだけ長い歴史や伝統があるということ。そして店名でもある天祥さんの「祥」は、「めでたい・さいわい／良い事の兆し」という意味に由来しているそうです。これは良いお話が聞けそう！

▲「中国料亭 天祥」店長の堤 朗彦さん

──天祥さんのモットーを教えてください。

 

「料理の質や豊富なメニューはもちろんですが、料理人ひとりひとりが心を砕く料理を意識しています。創業当初より基本は本格中華ですが、あくまで日本人の味覚に合わせるのがお店のポリシーです。また、店の格を際立たせるために社員の接客も心がけています」

 

本格中華でありながらお客様目線に立った料理を提供することで、地元の方をはじめ多くのお客様に愛され続けているんですね。スタッフの方々がチャイナドレスを着用しているのも、お客様に本物の中華を感じてほしいからこそ。視覚からも食事を楽しむことができるなんて素敵です。

▲インタビュー中、ふと見上げると静かに輝くシャンデリアが

──長年中野で営業されてきて、嬉しかったことや印象に残ったエピソードはありますか？

 

「古くからのお得意様はもちろん、それぞれの事情で土地を離れたお客様が久しぶりにご来店され、懐かしんでくださると嬉しいですよね。そのお客様がお子さんやお孫さんとご一緒に来店くださったり、自分も知らないような天祥や中野の昔話を聞かせていただけたりするのもありがたいことですね」

 

それも長い歴史があるからこそ。子供からお年寄りまで世代を問わず親しまれている証拠ですね。こういったエピソードから人と人との深い繋がりが感じられます。

▲「御社の役員の方にも利用していただいており、その度に拝見する誠実な人となりは、実は理想の上司像なんです」（堤店長）。光栄なお言葉を頂戴し、なんだか私たちまで誇らしい気分！

──ちなみに、何かお困りのことはございますか？

 

「来店されるお客様もそうですが、飲食店のセントラルキッチン化や洋食の多様化、スイーツ界の拡大などで『中華離れ』があることです。その流れで中華の料理人を志す若者が減少傾向で…」

 

そう話しながら複雑な表情を浮かべる堤店長。こうした中華離れを防ぐために料理人の育成にも力を入れており、そこから学ぶことも多くあるそうです。お客様に喜んでもらいたい想いが、中華料理界の未来をも見据える行動に繋がっているんですね。

 

最後に「コロナ渦の影響は依然あります。近隣のお客様は戻りつつありますが、遠方の方はまだまだ。それもふまえて今後は新しいことに挑戦し、さまざまな試みを考えています。今回の取材をお受けしたのもその一環と捉えています」とのお言葉。

 

微力ながらも、この取材が天祥さんのお力になれるかも…と想像すると嬉しい限りです。

▲宴会場にもなるというレストランフロアは最大54名まで対応が可能

そんな、どんな時代も成長を惜しまない「中国料亭 天祥」さん。メルセデス・ベンツ中野にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。

 

（根本綺更）

 

【店舗情報】
中国料亭 天祥
164-0011 東京都中野区中央4-1-1
03-5385-2400
営業時間 ランチ 11:30～15:30、ディナー 17:00～22:00
定休日 年中無休（年末年始除く）
駐車場 あり（4台）

中国料亭 天祥

●プロフィール
根本綺更（ねもと・きさら）
クルマ好きが高じてこのたび弊社ブログ編集部に入社・配属。とはいっても前職は宿泊業界。メルセデス初心者なりに、皆様への情報発信を通して日々精進してまいります。趣味はお菓子作りとミニブタカフェ通い。いつかメルセデスにブタを乗せてドライブが夢。

 

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