子どもから大人までみんな大好き!? 日本が誇るミニカーブランド「トミカ」。その2023年7月発売の新車に、なんと実に5年ぶりとなるメルセデスの車両がラインナップされました。それが「EQS バイ メルセデス-EQ」。そう、電気自動車ブランドEQが誇るフラッグシップセダンです。しかも初回特別仕様はホワイト。これは絶対手に入れたい!というわけで編集部も奔走しました。
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最近では『ちいかわ』のドリームトミカをコンプしたものの、「こんなん、本当に欲しかったっけ?」と自問自答をくり返している熊山です。
そんなこんなで、子どもから大人までみんな大好き、日本を代表するミニカーブランド「トミカ」(タカラトミー)ですが、その2023年7月発売のラインナップで我々が無視できないビッグニュースが舞い込んでまいりました。
それが2018年の「Gクラス」「4850 240型 シュナーベル式トレーラー」(廃番)以来、実に5年ぶりの登場となるメルセデスの新型トミカ「EQS バイ メルセデス-EQ」です!
最近ではSUVタイプがリリースされ話題を振りまいている、電気自動車ブランドEQが誇るフラッグシップのEQS。トミカ化されるのはセダンタイプのEQSです。
ワンモーションの有機的なフォルムに、クリアパーツとタンポ印刷のスリーポインテッドスターをあわせたフロントマスクが、実車のもつ未来的なイメージをしかと再現しているトミカEQS。今回はいつでも買えるレギュラーモデルのブラックにくわえて、数量限定の初回特別仕様にゴージャスなホワイトがラインナップ。なお、近ごろミニカーコレクションを始めたという編集部・佐藤は「絶対ホワイトが欲しい!」と興奮していたものの、しっかり予約しそびれAmazonにて転売ヤーの餌食となっておりました。
ちなみに、このEQSで久しぶりにトミカに復帰される方、あるいは初めてトミカを購入される方に参考までに申し添えておきますと、通常の550円のトミカにはパッケージ形態が2種類あります。ひとつが赤い紙箱でおなじみの箱入りで、もうひとつが中身が見える吊り下げ式のブリスター入りです。ただし、初回特別仕様は箱入りのみ。どちらを選ぶかは好みによりけり。昔から続くトミカのコレクションにこだわるのでしたら伝統的な箱入りがよいでしょうし、箱から取り出さずに飾って眺めたいのであればブリスター入りもおすすめです。
ところで、実車のEQS。先ほど述べた通りメルセデス-EQを代表する旗艦車ですが、具体的にはどんなクルマか気になりませんか?
EQSは、EQシリーズとしては最後発となる2022年9月にEQEとともにデビューした(当時は)セダンタイプの電気自動車です。グレードは「EQS 450+(1578万円/MP202301
、1563万円/MP202302)」と「メルセデス-AMG EQS 53 4MATIC+(2372万円/MP202301、2375万円/MP202302)」の2種類。ちなみにMPというのは販売会社内のモデル識別番号で、いわばイヤーモデルのようなもの。今回トミカ化されたのは前者の450+だと思われます。
メルセデス-EQの最上級モデルゆえ、スリーサイズは全長5225✕全幅1925✕全高1520mmとゆとりのあるサイズ。モーター&バッテリーも最高出力245W(333PS)、最大トルク568N・mで一充電あたり最長走行距離700kmと動力性能に申し分なし。
もともとサルーン的性格が強いため、オーナーが運転するというより、自身は後部座席に鎮座しお抱えのドライバーに運転してもらうのが、王道的な使われ方のEQS。とはいえ、コクピットまわりも気になるわけですが、そのインパネデザインはMBUXに集約されているせいかつるっとシンプルで未来的です。ちょっと驚いたのはセンターコンソールが2階建てになっている点。ドリンクホルダーなどが集まる2F部分と、ちょっとしたバッグや靴まで入れておけそうな1F部分とに立体的に分けられているのが新鮮でした。これは真似するメーカーがありそう。
とうぜん後部座席の快適さは言わずもがな。今回はエクステリアのチェックのみでしたが、近々EQSでドライブ取材にぜひとも出かけたい。そのときはいつになく、後部座席の争奪戦がくり広げられそうな予感がいたしました。
個人的なEQSの白眉は、後部座席を倒せば最大1770Lにもなる大容量のトランクルームです。と言いますか、EQSはセダンとはいえ、厳密にはリアゲートが窓ごと開くハッチバックなのですね。工夫をすれば寝られそうなほどの広さです。
というわけで、まだまだ気になるポイントまで十分にチェックができておりませんが、EQSの簡単なご紹介でした。くり返しにになりますが、近々EQSでドライブ取材にも出かけたいと考えておりますので、その記事もお楽しみに! またトミカEQSの写真もこのエントリで随時更新いたします。
(熊山准)
- プロフィール
熊山准(くまやま・じゅん)
中古車情報誌『カーセンサー』(リクルート)編集部を経て、ライターとして独立。クルマに限らずおもちゃ、家電、ガジェットなどモノ全般が大好物。現在はライフワークの夕焼けハントが嵩じて東京と沖縄で二拠点生活中。いま欲しいメルセデス車はAクラスセダン
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