2023.02.26

真冬の北海道で実感!ヨコハマタイヤのスタッドレス「アイスガードセブン」を試してきた

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この季節、雪道を運転する人には欠かせないのはスタッドレスタイヤですが、気になるのは実際の乗り心地やグリップ力ではないでしょうか?今回、ヨコハマタイヤが開催するスタッドレスタイヤ試乗会にお招きいただき、ブログスタッフ3人で北海道千歳市へ。東京ではまず体験できない特別な雪道コースを走った模様をお送りします!!

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いまだに東京の寒さに慣れない、北海道出身の佐藤です(寒さの種類が違うのです…)。

 

この季節、雪道を運転する人には欠かせないのはスタッドレスタイヤですが、みなさん気になるのは雪道やアイスバーンでの乗り心地やグリップ力ではないでしょうか? 今回、横浜ゴム株式会社様から「ヨコハマタイヤ スタッドレス試乗会」にお招きいただき、ブログスタッフ3人で北海道千歳市へ初の出張取材に行ってきました。東京ではまずお目にかかれない雪だらけの特別コースを走行したレポートをお送りします!!

▲飛行機でいざ、北海道へ!

突然ですがクイズです。道路が凍結する気温は何度でしょう? 諸説ありますが一般的には気温7℃からと言われています。もちろん日中か夜間か、標高の高さや風の強さ等の条件によって異なりますが、いずれにしても「7℃以下になったら注意が必要」ということ。気温7℃かどうかがわからない時でも、雪の降り始める季節になると必ずニュース等で「冬用タイヤを装着せず豪雪地帯へ行かないでください。立ち往生渋滞の原因になります」とアナウンスされるのでひとまず参考にはなります。

 

いずれにしてもみなさんしっかりと冬タイヤの準備をされているでしょうか? その必要はわかるけど、タイヤにもいろんなブランドがあり、スタッドレスもさまざまな種類があるので、どれを選べばいいのかわからないという方も少なくないのでは?

 

そんなお悩み解決のヒントが今回の試乗会。

▲新千歳空港高速付近にある、道民にはおなじみの気温計。寒すぎて耳がちぎれそうでした(笑)

東京ではまず遭遇しない雪道を走ることで、あらためてスタッドレスタイヤのありがたみを存分に堪能してほしい! そんな横浜ゴム様のご厚意のもと、我々編集部員3人が特別な雪道コースを走ってきました。

 

向かったのは北海道千歳市にある「新千歳モーターランド」。カートやモトクロスなどのモータースポーツ全般をはじめ、冬季は日本で唯一の雪上モータースポーツを楽しむことができる複合施設です。今回はこちらに用意された3つの特別コースを試乗します。以下は、ベテランドライバーの編集部員にバトンタッチ。

▲ 新千歳モーターランドも広大な敷地を誇ります

▲試乗前に、メーカー担当者よりコースや試乗タイヤなどの説明を受けます。全国のメルセデスディーラーから集まった面々

▲今回試乗するタイヤは、「アイスガードセブン」。 「メルセデスのほとんどの車種に対応」とメーカー担当者

最初のコースで体験するポイントは「スラローム(ハンドリングのスムーズさ)と急制動(強めの一発ブレーキで完全停止)」。この日の気温はマイナス10℃だったこともあり路面は日本特有のアイスバーンではなく若干パウダースノーなコンディション。車両はメルセデス・ベンツGLA45S。トルクが強めでハイパワーなクルマでしたが、そこはやはりヨコハマタイヤいち押しのアイスガードセブン。40km/hでも平均15mで停止する事が出来ました。これは心強い…とはいえ速度控えめが第一!なのですが。

▲公道上では急制動する機会がないのでハラハラドキドキでした(笑)

第2のコースのテーマは「ドライビング、ハンドリング試乗」。車両はメルセデス・ベンツA250 4MATIC。40km/hを目安に加速・減速・コーナリングを体験します。 あとあと知って驚きましたが、実はこの試乗で使用したタイヤはすでに2シーズン(ふた冬)使用しているものだったこと! ヨコハマタイヤは4シーズンまでの性能保証をうたっているのだそう。もちろんグリップ力も問題なく、特に後輪が流れてからグリップ力を取り戻すまでの速さに安心感を覚えました。当然リーズナブル。

▲ドライビング、ハンドリング試乗風景

第3のコースのポイントは「ヒルクライム試乗」。 車両はメルセデスEQB350。 

 

コースじたいは急斜面を30km/hで登りきるもの。傾斜的には20km/h以下で侵入するとまず登れないとのふれこみでしたが、チャレンジャーな私はあえて低速でイン。若干の恐怖はありましたが、車体はしっかりと安定して無事登りきりました。これはタイヤのグリップ性能はもちろん、EQBの前後重心バランスやアクセルレスポンスの良さもあいまった結果かと思われます。

 

 

 

▲急斜面を登る際、基準速度以上を出すと写真のように制御機能が働いて停車するEQB。この機能がないと思いっきり加速して斜面をジャンプ(!)することがあるのだとか。怖い…

日本の雪質はヨーロッパやアメリカ、カナダなどと違い水分を多く含み、また、路面の雪が踏み固められるとアイスバーンになりやすいのだとか。世界的に特殊な環境であるため、海外メーカーのタイヤだと日本の雪道にあわないこともあるのだそう。しかしながら近年では海外メーカーも日本仕様のスタッドレスタイヤを開発しており、年々その結果が出つつあるとか。

 

となると日本メーカーのウリは細やかなサイズ設定による対応車種の豊富さ。ヨコハマタイヤも、日本特有の雪道にあわせながら、ほとんどのメルセデス車にあうサイズ展開が魅力と言えるかもしれません。

▲北海道内の道路。東京では、なかなか見られない光景ですね

ここまで読んでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、実はまだ運転免許をもっていない佐藤…。今回は同乗というかたちで試乗会に参加したのでした。

 

今まで冬の北海道帰省時は、母が運転するクルマに何も考えず同乗していましたが、同じような雪道でもクルマとタイヤでこんなにも快適さが違うのかとびっくりしました。今年こそは運転免許を取得して、自分の運転でスタッドレス試乗した感想をみなさんに伝えたいな、と思います!

(佐藤真知)

●プロフィール
佐藤真知(さとう・まち)
メルセデス・ベンツ江古田ショールームの受付&事務を経て、このたびブログ編集部に配属。趣味はカメラと野球観戦。店舗SNSを担当していた経験を活かし、みなさまにメルセデスの魅力をより知っていただけるよう、日々精進いたします。

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